ニュース 電子 作成日:2019年7月29日_記事番号:T00084861
鴻海精密工業は、米アップルのスマートフォン「iPhone」の主要生産拠点である中国河南省の鄭州工場で生産ライン作業員の求人を週末返上で行っており、同工場の公式サイトによると、7月のインターネットでの応募者数はこれまでに1,361人に達し、前年同期比30%増加したようだ。9月発売が見込まれるiPhone新機種の生産体制を整えているとみられる。29日付経済日報が報じた。
鴻海の鄭州工場では、新規従業員の試用期間を1カ月に短縮している。また、元従業員の再雇用も進めており、同工場に再就職した場合、4,500人民元(約7万1,000円)の手当を支給する。
アップルは今年、iPhone新機種3モデルを発売するとみられており、一部の液晶ディスプレイ(LCD)搭載機種を除くハイエンド機種は、主に鴻海が中国で生産し、早ければ8月下旬から9月初めにかけて出荷を開始するとされる。
アップルは来年、第5世代移動通信(5G)対応のiPhoneを発売するとみられるため、今年は消費者の間で新機種への買い控えが予想されるが、生産台数は依然2億台を上回るもようだ。
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