ニュース 運輸 作成日:2019年7月29日_記事番号:T00084871
長栄海運(エバーグリーン・マリン)の張正鏞董事長は26日開いた業績説明会で、下半期より計63隻、約38万TEU(20フィートコンテナ換算)の船舶導入を進めることで、グループ全体の輸送能力は2022年に166万TEUに達し、世界の海運会社ランキングで5位に返り咲くとの見通しを示した。27日付経済日報などが報じた。
同社は現在、輸送能力127万7,100TEUで世界7位。
張董事長は、過去数年、東南アジア航路を中心に1,900~2,800TEU、欧州、東アジア~米国路線には1万2,000TEU、2万TEUの船舶の投入を進めたと説明。また、139隻への脱硫装置搭載を前倒しで推進したことを明らかにした。20年1月からの船舶燃料に対する国際的な環境規制導入に対応するものだ。
同社の上半期売上高は、新船舶の導入効果で928億1,400万台湾元(約3,240億円)と前年同期比22.67%増加した。第1四半期純利益は5億5,900万元と前年同期比で4倍以上に拡大した。張董事長はまた、当面は米中貿易戦争の不確定要素があっても、世界経済の中長期的な成長力は十分で、貨物量の拡大にとってプラスとの見方を示した。
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