ニュース 電子 作成日:2019年7月30日_記事番号:T00084891
電源装置大手、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)は29日、三菱重工エンジン&ターボチャージャ(MHIET、本社・相模原市、梶野武社長)が開発した、▽再生可能エネルギー発電▽レシプロエンジン発電▽蓄電池──を組み合わせて電力の安定制御を可能とするトリプルハイブリッド自立給電システムの実証設備「トリプルハイブリッド発電所」で、デルタの太陽光発電システム用インバーターとコンテナ型蓄電池システムが採用されたと発表した。30日付経済日報が報じた。
デルタのパワーコンディショニングシステム(125キロワット=kW)4台、コンテナ型リチウムイオン電池(容量331kW)、太陽光発電用パワーコンディショナー(50kW)4台が採用された(デルタリリースより)
デルタのリチウムイオン電池を採用した蓄電池システムは、大電力の充放電が可能で、太陽光発電の天候による急激な電力変動を素早く吸収、平準化できる。レシプロエンジン発電機との組み合わせで、電力需要に応じた安定的な電力供給を実現する。
日本法人、デルタ電子(本社・東京都港区)の柯進興代表取締役は、トリプルハイブリッド自立給電システムでは、自然エネルギーとエンジン発電の特性を蓄電システムの使用で生かすことができ、自然災害対応のための分散電源、電力系統の不安定な地域の自立電源として国内外で応用可能と説明した。
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