ニュース 石油・化学 作成日:2019年7月30日_記事番号:T00084893
台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)が風力発電、生分解性プラスチックなどのグリーン事業を強化している。風力発電事業では上緯国際投資控股(上緯投控、スワンコール・ホールディング)との提携を中国から台湾に拡大する方針だ。30日付経済日報が報じた。
台塑は2015年、上緯投控と中国で合弁会社「上偉(江蘇)碳繊複合材料」を設立した。出資比率は台塑18%、上緯投控82%。台塑の炭素繊維原料を使用して風力発電、自動車など向けの複合材料を生産し、中国の風力発電設備最大手、新疆金風科技(新疆ゴールドウインド・サイエンス&テクノロジー)向けに供給している。
台塑と上緯投控は今後、台湾の洋上(オフショア)風力発電所向け材料の開発などでも提携する計画だ。
この他、台塑は先月、生分解性ポリマーの銘安科技(ミニマ・テクノロジー)の株式19%を取得することを董事会で決定した。銘安科技が開発した生分解性ストローはスターバックスなどに採用されている。
台塑は、台湾だけでなく世界中でプラスチック製品を削減する動きが広がっており、生分解性プラスチック製品は今後、需要増が期待できると説明した。
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