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貿易センターの高級中華レストラン、12月から会員制取りやめ


ニュース 商業・サービス 作成日:2019年7月30日_記事番号:T00084901

貿易センターの高級中華レストラン、12月から会員制取りやめ

 台北世界貿易センター(TWTC、台北市信義区)の高層階にある会員制高級レストラン最大手「世貿聯誼社」が12月より会員制を取りやめる。2カ月の大型改装を経て、高級中華料理レストランを中心に、リニューアルオープンする予定だ。30日付経済日報が報じた。

 台北世界貿易センターが入居している国際貿易ビルは1989年に供用を開始し、世貿聯誼社は33階で西洋料理レストラン、34階で潮州料理など中華料理レストランを30年近く営んできた。少子化、晩婚化を背景に、今年初めに披露宴会場の業務を終了すると発表しており、9月末で西洋料理レストランの営業を終了する。33階はオフィスに転換する。

 世貿聯誼社の会員数は約800人で、政界関係者、企業の経営者が中心。近年はレストランの水準を維持するため、会員募集を停止していた。昨年売上高は約5億台湾元(約17億5,000万円)。

 国際貿易ビルと世貿聯誼社は現在いずれも、元大集団が株式の70%、中華民国対外貿易発展協会(外貿協会、TAITRA)が30%を保有しており、元大集団が経営を主導している。