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阿里山の反共看板、中国人客への配慮で撤去へ


ニュース 社会 作成日:2008年7月1日_記事番号:T00008491

阿里山の反共看板、中国人客への配慮で撤去へ


 中国人観光客の人気スポット、阿里山(嘉義県)に向かう道路沿線に、気功団体の法輪功が制作したみられる反共標語の大型看板が立てられているが、撤去される見通しだ。

 縦横3メートルのこの看板は、表題を「九評共産党」(共産党に関する9つの評論)とし、「共産党を解体する書、全世界で数千万人が中国共産党から脱党するだろう」など反共的な内容が書かれている。

 6月29日、毛治国交通部長と共に阿里山を視察に訪れた陳晋源交通公路総局局長が、阿里山を訪れる中国人観光客に刺激を与える可能性があると判断し、陳明文嘉義県長に対応を求めた。

 嘉義県によると、大型看板を立てるには申請が必要だが、調査の結果3枚の「九評共産党」を含む91枚の看板は全て違法と判明。広告主は期限までに看板を自主的に撤去せねばならず、従わない場合は強制撤去するという。