ニュース 電子 作成日:2019年7月31日_記事番号:T00084916
華新麗華(ウォルシン・リーワ)グループ傘下のプリント基板(PCB)メーカー、瀚宇博徳(ハンスターボード)は30日、フレキシブルプリント基板(FPC)大手の嘉聯益科技(キャリア・テクノロジー)と戦略提携を結ぶと発表した。ハンスターボードは今後、嘉聯益が実施する第三者割当増資に応じて24億3,800万台湾元(約85億1,000万円)を出資、株式16%を取得する他、株式交換で8%を取得し、持ち株比率合計24%で最大株主となる。31日付経済日報が報じた。
両社は今後、潜在顧客の開拓や営業規模拡大で協力する(30日=中央社)
ハンスターボードは嘉聯益との提携について、リジッド基板とフレキシブル基板の統合が進む中、双方の強みを生かし、急速な発展が見込まれる第5世代移動通信(5G)分野における商機獲得で協力したいとコメントした。
嘉聯益はアップルのアンテナのサプライヤーだ。アップルに金属筐体(きょうたい)を供給する可成科技(キャッチャー・テクノロジー)からかつて出資を受け入れたが、提携は不調に終わり、キャッチャーは嘉聯益株を処分した。また嘉聯益は、スマートフォンiPhoneの販売不振で打撃を受け、今年400人規模の人員削減を実施した。
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