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兆豊銀が米ドル定期金利7%、ネット銀との競争視野


ニュース 金融 作成日:2019年7月31日_記事番号:T00084923

兆豊銀が米ドル定期金利7%、ネット銀との競争視野

 兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)は30日、米ドル定期預金で年率7%、預入期間2カ月の金利優遇キャンペーンを発表した。期間は8月5日から7日まで、預入金額は1,000~3,000米ドル、同社のデジタル口座「MegaLite」の新規開設を条件とする。預入金額は同行の米ドル定期預金キャンペーンとしては過去最低で、来年にも開業するインターネット専業銀行に先手を打って、若者顧客層を取り込むことを狙う。31日付経済日報が報じた。

 兆豊銀は、ネット専業銀として30日に金融監督管理委員会(金管会)の設立認可が下りた「将来商業銀行」に25.1%を出資している。ただ、同行幹部はMegaLiteなどデジタルサービスの強化を継続すると強調した。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに伴う米ドル安が予想される中、匯豊商業銀行(HSBC)が年率最大6.66%(最低預入金額2万米ドル、期間7日)を設定するなど、現在各行が米ドル定期預金キャンペーンに注力している。