ニュース 金融 作成日:2019年7月31日_記事番号:T00084926
金融監督管理委員会(金管会)は30日、行員が顧客の資産を着服していた市中銀行7行に対する処分を発表した。31日付工商時報が伝えた。
罰金額は▽華南商業銀行、聯邦商業銀行(ユニオン・バンク・オブ台湾)、各1,000万台湾元(約3,500万円)▽台新国際商業銀行、匯豊商業銀行(HSBC)、各800万元▽中国信託商業銀行(中信銀、CTBCバンク)、400万元▽台湾新光商業銀行、300万元▽国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)、200万元──となっている。
顧立雄主任委員は「資産運用担当行員による顧客の資産着服が相次いでいる。過去には行員の職務を解除するだけだったが、それでは意味がない。個別の行員や支店の問題ではなく、本店が監督すべき問題だ」と述べた。今後は罰金処分だけでなく、業務停止処分も視野に入れる。
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