ニュース 政治 作成日:2019年7月31日_記事番号:T00084930
蘋果日報が27、28の両日実施した世論調査で、蔡英文政権による国家安全局(国安局)職員によるたばこ密輸事件への対処に回答者の57.2%が不満と答えたのに対し、満足との回答は24.8%にとどまった。また、21.4%は事件が原因で蔡英文総統への支持を見直したと答えた。31日付同紙が伝えた。
事件は総統選情勢にも影響を及ぼしている。蘋果日報が毎週実施している支持率調査を見ると、総統選が一騎打ちとなるシナリオで、国民党の韓国瑜高雄市長の支持率は37.8%で、民進党の蔡総統の35.4%を2.4ポイントリードした。ただ、26.8%は支持候補を明らかにしなかった。
また、柯文哲台北市長が出馬する三つどもえの構図では、韓氏が32.6%、蔡氏が26.5%、柯氏は23.3%だった。
蔡氏の支持率は前週調査に比べ、一騎打ちで2.5ポイント、三つどもえで3.1ポイント低下した。しかし、たばこ密輸事件が原因で蔡氏への支持を見直したと答えた人が多かった割には、蔡氏の支持率低下は小幅にとどまった。韓氏の支持率も前週調査に比べ、一騎打ちで0.6ポイント、三つどもえでも0.6ポイント低下した。
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