ニュース 商業・サービス 作成日:2019年8月1日_記事番号:T00084950
百貨店最大手、新光三越百貨を長年率いてきた呉東興董事長が6月から7月にかけて、いとこに当たる呉東進・新光金融控股(新光金)董事長の挑戦を受け、経営権を失いかねない事態に直面していたことが週刊誌『鏡週刊(ミラーメディア)』の取材で分かった。同誌が最新号で報じた。
呉東進氏は新光集団の創業者の1人、呉火獅氏の長男。呉東興氏は呉火獅氏の兄、呉金龍氏の長男でいとこ同士の関係にある。
呉東進氏は新光三越の役員改選に先立ち、大株主の三越伊勢丹ホールディングスを2回にわたり訪ね、自分が新光三越の董事長に就任することを働き掛けたが、三越伊勢丹HD側に拒否されたもようだ。
一方、新光三越は7月4日、呉東興氏の長男、呉昕達氏を総経理から外し、後任に次男の呉昕陽氏を充てる人事を発表した。三越伊勢丹HDは呉昕達氏の手腕に不満を抱いていたとされ、総経理交代で日本側の支持を取り付けたとみられる。
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