ニュース 公益 作成日:2019年8月1日_記事番号:T00084952
風力発電事業の上緯国際投資控股(上緯投控、スワンコール・ホールディング)は31日、風力発電事業者の海能風力発電の出資者である上緯新能源(スワンコール・リニューアブル・エナジー、SWE)の株式95%を、米ストーンピーク・インフラストラクチャー・パートナーズに売却することで合意したと発表した。1日付工商時報が伝えた。
上緯投控は31日、風力発電事業は継続すると説明した(31日=中央社)
譲渡価格は2,598万~1億200万米ドル、売却益は998万6,000~8,547万2,000米ドルになると説明した。上緯投控はSWEの株式5%を継続保有する。ストーンピークは本社を米ニューヨークに置き、北米を中心に再生可能エネルギー、インフラ、通信などの分野に投資を行っている。
海能風力発電の風力発電所は苗栗県竹南鎮の沖合に建設されており、出力は376メガワット(MW)で、2021年の運転開始を見込む。同社には現在、マッコーリー・キャピタルが75%、SWEが25%を出資している。
上緯投控によると、売却益は株式の譲渡完了、海能風力発電の資金調達や風力発電所の建設進捗(しんちょく)状況、開発コストなどの条件によって3段階で計上する。株式の譲渡手続きに3~6カ月かかるとみられる点、海能風力発電への協調融資(シンジケートローン)計画が9月までにまとまるとみられる点などから、年内にも売却益の一部が計上できる見通しだ。
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