ニュース 電子 作成日:2019年8月2日_記事番号:T00084958
市場調査会社、IHSマークイットによると、大型テレビ用液晶パネル需要が不安定なため、パネル大手の友達光電(AUO)は第1~3四半期の平均稼働率が80~85%へと、前年の90~95%から10ポイント下がる見通しだ。群創光電(イノラックス)は広視野角IPSパネル生産を増やすことで、稼働率は前年並みの80~83%を維持している。2日付工商時報などが報じた。
IHSマークイットは、市場に不確定要素が多く、パネルメーカーは昨年第4四半期より生産能力の調整を続けていると指摘した。
AUOは、第2四半期より第6世代生産ラインで、大型・ハイエンドモニター用パネルの生産を増やしている。65インチテレビ用パネル需要の不振が理由だ。また、スマートフォンの販売不振を受け、稼働率が一部で50%を下回っている第5、第6世代低温ポリシリコン(LTPS)パネル生産ラインでは、ノートパソコン用の生産を増やしている。
イノラックスは、上半期より第5、第6世代生産ラインで、下半期より第7.5、第8.5世代生産ラインで、IPSパネル生産を増やす。また、50インチや65インチテレビ用パネル需要の低迷を受け、第6世代生産ラインで40インチテレビ用、第8.5世代生産ラインで32インチテレビ用の生産を増やす。
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