ニュース 自動車・二輪車 作成日:2019年8月2日_記事番号:T00084963
7月の新車登録台数は4万8,429台で、前月比26.6%増、前年同月比12.5%増となり、同月として過去13年で最高を記録した。自動車など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(今年は8月1~29日)入り前の販促セールが奏功した。2日付蘋果日報などが報じた。
首位のトヨタ台湾総代理店、和泰汽車は1万7,193台、前年同月比25.2%増加し、同月として過去14年で2番目の高水準だった。市場シェアは35.5%に達した。トヨタの人気車種、台湾生産セダン「カローラ・アルティス」が4,081台、輸入スポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」が3,082台とけん引した。
また、和泰汽車に含まれるレクサスは2,876台と、高級車市場で台湾賓士(メルセデス・ベンツ台湾)の2,464台(前年同月比2.1%減)を上回り、約7年ぶりに首位に返り咲いた。「NX」シリーズが1,167台と、単一車種として高級車市場の月間最多販売記録を更新した。
2~4位も軒並みプラス成長で、▽中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)、5,394台(前年同月比7.7%増)▽台湾本田(ホンダ台湾)、4,030台(1.4%増)▽裕隆日産汽車、3,910台(50.3%増)──だった。
1~7月の新車登録台数は25万5,351台で、前年同期比3.7%減だった。第1四半期の販売低調によって、前年割れが続いている。
業界関係者は、8月は鬼月の影響で、新車登録台数は約2万1,000台へと半分以下に落ち込むと予測した。
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