ニュース 電子 作成日:2019年8月5日_記事番号:T00084988
鴻海精密工業傘下の液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は2日、王志超董事が就任時に保有していた株式の過半を売却したため、公司法(会社法)に基づき王氏の董事職を解任すると発表した。3日付工商時報が報じた。
イノラックスは、王氏の株式売却は個人的な資産運用で、同社の経営と無関係と説明した。また、王氏は同社の首席顧問であり、経営陣との関係に変わりはないと強調した。
イノラックスは次期株主総会で新たな董事を選任する予定だ。
王氏は昨年6月、イノラックス董事長を退き、鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)前董事長が個人で出資する堺ディスプレイプロダクト(SDP)が建設した第10.5世代パネル工場(中国・広州市)の責任者に就いたが、パネル業界の景気低迷を受けて今年6月にイノラックスの董事に就任していた。同工場を巡っては、鴻海が売却を検討しているとの観測が浮上している。
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