ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年8月5日_記事番号:T00084991
経済部国営事業委員会(国営会)の副主任委員を務める唐栄鉄工廠の呉豊盛董事長は、台湾のステンレスメーカー各社が共同でインドネシアのニッケル鉱区にステンレス工場を設置する計画を進めており、第4四半期に行政院などに計画書を提出すると明らかにした。工場の年産能力は200万トン、投資額は200億台湾元(約670億円)以上を想定している。5日付経済日報が報じた。
台湾のステンレスメーカーは、インドネシアに一貫工場を持つステンレス世界最大手、中国・青山控股集団による低価格製品の輸入攻勢で設備稼働率が下がっており、各社共同でインドネシアに工場を設立することで青山集団に対抗することができる。
呉董事長は、既にステンレス台湾最大手の燁聯鋼鉄(YUSCO)や華新麗華(ウォルシン・リーワ)など業界各社と第1段階の協議を終え、今月上旬に行う第2段階の協議で合意をまとめると説明した。
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