ニュース 商業・サービス 作成日:2019年8月5日_記事番号:T00084996
台湾の業界団体、中華民国旅行商業同業公会全国聯合会(旅行業全聯会、TAAT)の蕭博仁理事長は3日、中国の▽北京市▽上海市▽浙江省▽福建省▽江西省▽広東省▽四川省▽寧夏回族自治区──からの台湾団体旅行について、今後規模が縮小されるとの観測が伝えられていると明らかにした。規模縮小の開始時期は8月16日、9月、10月と情報が錯綜(さくそう)しているが、業界関係者は中国人観光客の今年の来台者数は40万人減少し、業界全体で184億台湾元(約620億円)の損失が生じると予測した。4日付蘋果日報が報じた。
8省市からの団体旅行規模縮小について蕭理事長は、中国からの1日当たり観光客数は従来、個人、団体旅行合わせて8,000~1万2,000人だったが、先ごろ発表された個人旅行の禁止で60~70%減が予想されると指摘。さらに団体旅行が縮小されれば大幅な減少が見込まれると予測した。
業界関係者は同措置について、8省市からの団体旅行の規模がまず半分に、11~12月には3割程度まで縮小されると予測。さらに縮小は8省市だけにとどまらないと指摘する声も上がっている。
これについて林佳龍交通部長は、インドネシアやフィリピンからの観光客に対する観光ビザの規制緩和により、中国人客の減少を補うことを検討しているとコメントした。
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