ニュース 商業・サービス 作成日:2019年8月5日_記事番号:T00084997
ホームセンター「特力屋」を展開する特力集団(テストライトグループ)は2日、中国15店舗のうち黒字の北京と上海の各1店以外の13店舗の営業を来年上半期までに終了すると発表した。中国のインターネット通信販売サイトの隆盛が背景にある。3日付工商時報などが報じた。
同社は2004年に中国に進出し、上海、北京、武漢、重慶、成都など、ピーク時の15年には出店規模が38店に達したものの、業績が思うように伸びず、提携先や売却先を模索していた。昨年は7,000万人民元(約10億6,000万円)の損失を計上し、今年も5,000万人民元の損失を予測していた。
中国13店舗の営業終了に伴う損失額は3億7,800万台湾元(約12億7,000万円)の見込みで、第2四半期は損失計上によって赤字に転落する見通し。
同社は、中国の小売り事業は売上高全体の4%にすぎず、営業終了の影響は軽微と説明した。同社の昨年連結売上高は399億台湾元で前年比7.9%増、純利益は4億600万台湾元で10年以来の最低だった。
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