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遠東航空、米企業による出資可能性に言及


ニュース 運輸 作成日:2008年7月1日_記事番号:T00008500

遠東航空、米企業による出資可能性に言及

 
 遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)の広報担当者は30日、交通部民用航空局の紹介で、米国企業から3,000万米ドルの出資意向を受けていることを明らかにした。同社は中華航空(チャイナエアライン)や裕民航運が同時に増資に応じれば、直ちに航空機の運航を再開できるとしているが、予断は許さない。1日付工商時報が伝えた。

 遠東航空はまた、同日の株主総会で、1株1台湾元(約3.5元)を下回らない価格で50億株の私募増資を実施することを決議した。新株発行価格は当初計画の3.16元から大幅に引き下げた。

 株主総会の議長を務めた黄瑞柔副董事長は、マレーシアの格安航空会社エアアジアからの出資受け入れ可能性について質問を受けたが、「連絡を保っており、協力を受けている」と述べるにとどまった。

 株主総会には2007年の決算報告書が提出されず、今後改めて開く株主総会に上程されることになった。董事2人の改選では、中華航空と富寓投資から各1人が選ばれた。