ニュース 運輸 作成日:2019年8月5日_記事番号:T00085000
交通部はこのほど、大型車(大客車=10人以上または総重量3.5トン以上のバスなどを指す)に該当する電動バス(EVバス)を公共交通機関に導入する場合、最高で333万8,000台湾元(約1,120万円)の補助金を支給する方針を明らかにした。9月1日から実施する。2030年までに公共交通機関でバスの全面電動化を図る狙いだ。5日付自由時報が伝えた。
補助金はホイールベースによって分類され、甲類(ホイールベース4メートル超)が最高333万8,000元、乙類(それ以外)は最高260万元となる。この他、EVバスの運用成績が優れている場合には、最高で200万元の補助金で取り組みを表彰する。
交通部は「これまでと最も異なる点は都市部の路線バスだけでなく、高速バスや長距離バスも補助金の対象となっていることだ」と説明した上で、合計で1万5,000台が対象となり、総経費は400億~500億元になるとの試算を明らかにした。
補助金の支給期間は6年プラス6年の計12年で、最初の6年間は公共交通機関に投入される全てのEVバスを対象とし、次の6年間ではバッテリー交換を補助対象とする。EVバスの使用年限を延ばすとともに、公共交通機関の維持経費を軽減する狙いだ。
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