ニュース 電子 作成日:2019年8月6日_記事番号:T00085011
タッチパネル大手、宸鴻科技集団(TPKホールディング)が5日発表した第2四半期純利益は5,400万台湾元(約1億8,300万円)で前期比2.25倍だった。前年同期は赤字だった。同社は、スマートフォンやタブレット端末向け出荷が前年同期より大幅に増加したと説明した。6日付経済日報などが報じた。
第2四半期連結売上高は284億5,000万元で前期比8.7%減、前年同期比59.9%増だった。歩留まり率の上昇とコスト管理により粗利益率は4.21%と前期比0.32ポイント上昇、前年同期比3.24ポイント上昇した。
今年の設備投資は40億元の予定。うち60%は下半期に使用し、主に銀ナノワイヤ(SNW)関連設備の購入に充てる。謝立群総経理は、長年開発してきた銀ナノワイヤ採用製品の引き合いやサンプル出荷が増えており、近く成果が出ると語った。
謝総経理は、需要期に入り、第3四半期の売上高は前期比20%増、営業利益率は1~2ポイント上昇すると予測した。米中貿易戦争については、制裁関税で最終製品の価格が上昇すれば、需要が弱まり、組み立てメーカーによる部品の調達意欲も下がると予測した。
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