ニュース 機械 作成日:2019年8月6日_記事番号:T00085019
米中貿易戦争が再燃したことを受け、5日の台湾元相場は1米ドル=31.628元と2年半ぶりの元安水準となった。1米ドル=32元まで下落が進むとの予想も出る中、輸出が中心の機械、鉄鋼、ねじメーカーが受注拡大を狙っている。6日付経済日報が報じた。
機械業界団体、台湾区機器工業同業公会(TAMI)の柯抜希理事長は5日、中国と韓国が輸出を拡大するために通貨を切り下げているとして、台湾政府も台湾元を1米ドル=32~33元まで誘導し、機械メーカーの輸出を支援すべきと訴えた。
工作機械大手、程泰機械(グッドウェイ・マシン)の楊徳華董事長は、台湾元の下落幅は韓国ウォンほどではなく、元安進行は景気が低迷している機械業界にプラスになると指摘した。
一方、▽中鴻鋼鉄▽燁輝企業(YP)▽盛餘(SYSCO、センユースチール)▽裕鉄企業(PTEC)──などの鉄鋼メーカーや、ステンレス鋼管大手の允強実業(YCイノックス)、ねじ大手の春雨工廠、聚亨企業(タイクーンズ・グループ・エンタープライズ)なども受注を強化している。
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