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華山草原バラバラ殺人事件、陳伯謙被告に一審死刑


ニュース 社会 作成日:2019年8月6日_記事番号:T00085030

華山草原バラバラ殺人事件、陳伯謙被告に一審死刑

 昨年6月、台北市の中央芸文公園(華山草原)で酒に酔った女性が性的暴行を受けた上で殺害され、遺体がバラバラ状態で郊外の陽明山に遺棄された事件で、殺人罪などに問われた陳伯謙被告(38)に対する一審の判決公判が5日、台北地方法院で開かれ、求刑通りに死刑が言い渡された。6日付蘋果日報が伝えた。

/date/2019/08/06/18huashan_2.jpg被害者の父親(中)は、判決は期待に応えるものだったが、それでも娘は帰ってこないと悲しみをあらわにした(5日=中央社)

 判決は「極めて悪質で、人間性を失い、著しく残酷だ」とし、「社会と永久に隔離しなければ、社会に戻って同様の手段で殺人を犯しかねない」などと死刑判決の理由を説明した。陳被告は出廷しなかった。

 陳被告は女性を殺害した後、遺体にわいせつ行為に及んだと主張したが、検視では、外傷などから見て、性的暴行を受けた際に女性が抵抗したと断定された。死因は、首を絞められたことによる窒息死と鑑定された。