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タイメドのエイズ新薬、年内に第1相臨床試験へ


ニュース 医薬 作成日:2019年8月7日_記事番号:T00085043

タイメドのエイズ新薬、年内に第1相臨床試験へ

 バイオ新薬メーカー、中裕新薬(タイメド・バイオロジクス)は6日、年内にエイズ治療薬「TMB-365」の第1相臨床試験を開始すると発表した。来年に完了する予定だ。7日付経済日報が報じた。

 TMB-365は昨年4月に米国で発売した「TMB-355」を改良したものだ。同社は、臨床前試験で効果に大幅な改善が見られたと説明した。

 エイズ治療薬の世界販売額は約200億米ドルで、欧米が中心だ。米国では約30種類の治療薬が米食品医薬品局(FDA)の認可を受けている。

 タイメドの陳怡成財務長は、TMB-355の販売は第2四半期から毎月平均10%伸びており、今年通年の売上高目標8億台湾元(約27億円)を達成できる見込みだと述べた。