ニュース その他分野 作成日:2019年8月7日_記事番号:T00085054
米中貿易戦争で米国の追加関税に中国が1米ドル=7人民元を割り込む人民元切り下げで対抗し、台湾元も連れ安する中、台湾の輸出産業は台湾元安への誘導を中央銀行(中銀)に呼び掛けている。7日付蘋果日報が伝えた。
柯理事長は、中銀は世界のトレンドを観察、追随しなければ、業界がいくら競争力を強化しても意味がないと強調した(6日=中央社)
輸出産業は、台湾元は韓国ウォンに比べ依然割高で、適度な台湾元安が輸出競争力の向上につながるため、中銀に台湾元を韓国ウォンと大差ない水準の安値へと誘導すべきと主張している。
機械業界団体、台湾機械工業同業公会(TAMI)の柯抜希理事長は「ウォンは7%以上下落したが、台湾元の下落幅は2~3%にとどまっている。機械産業も電子産業も(韓国は)台湾の主なライバルであり、台湾の産業界には大きな圧力だ」と述べた。
柯理事長はまた、多くの国と自由貿易協定(FTA)を結んでいる韓国とは異なり、台湾は関税面でも劣勢で、この点からも台湾元の一段安が求められるとした。
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