ニュース 電子 作成日:2019年8月8日_記事番号:T00085063
中国の市場調査会社、北京群智営銷諮詢(シグマインテル)の統計によると、今年上半期の世界市場全体のスマートフォン向けパネルの出荷枚数は約8億4,000万枚で、前年同期比5.2%減となった。企業別市場シェアで台湾メーカーは、瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)が5位(シェア6%)、群創光電(イノラックス)が8位(5%)にランクインした。8日付工商時報が報じた。
企業別シェア1位は、中国・京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)と韓国・サムスンディスプレイ(SDC)が共に23%で並んだ。3位は中国・天馬微電子で12%、4位は中国・深超光電(深圳)で7%だった。
パネル種別では、アモルファスシリコン(a-Si)パネルはBOE、アクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルはSDC、低温ポリシリコン(LTPS)パネルは天馬微電子がそれぞれシェア1位となった。
下半期の出荷見通しについてシグマインテルは、末端製品市場の需要低迷を受けて、前年同期比減少が続くと予測している。ただ、ディスプレイ埋め込み型指紋認証機能の普及に伴い、力強い需要が続く有機ELパネルの出荷枚数は今年通年で13%成長を見込む。
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