ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2019年8月8日_記事番号:T00085068
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社は7日、オーストラリアの鉄鋼石採掘大手、フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)と同国西部パース付近で鉄鋼石採掘プロジェクトに取り組む傘下の鉱山開発会社「台塑資源」に対し、3億2,500万米ドルの増資を実施すると発表した。8日付工商時報が報じた。
同プロジェクトは年産量2,000万トン、40年以上の採掘が可能と見込まれるが、鉄鉱石市況の低迷に伴い棚上げ状態だった。しかし最近、景気が底打ちし相場が安定したことからFMGが再開を決定。台塑資源もこれに応じて増資を決めた。2022年の試験生産、23年の量産開始を見込む。
台プラはベトナムに製鉄所を建設中だった13年、鉄鉱石の調達先を確保すべく、主要4社が各25%を出資して台塑資源を設立、鉱山開発事業に着手した。台塑資源はFMG子会社に31%、18億~19億米ドルを出資している。
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