ニュース 政治 作成日:2019年8月8日_記事番号:T00085078
来年の総統選に向けて動向に注目が集まる郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業前董事長と柯文哲台北市長が今月1日にひそかに会合を持ち、意見交換を行っていたことが蘋果日報の取材で明らかになった。8日付同紙が伝えた。
密会の結果、郭氏が条件付きで総統選出馬に同意したとの一部メディアの報道について、柯市長はでたらめな臆測はやめるよう取材陣に求めた(7日=中央社)
会合は郭氏が海外から戻った翌日に行われたが、事前に予定されていたものではなかったという。同紙によると、郭氏は席上、柯氏に支援の意思はあるかと尋ね、柯氏は「あなたが勝つならば支持する」と応じた。その上で、柯氏は「成功した企業経営者として、『覇気ある総裁』のイメージを保つべきだ」などとアドバイスしたという。
会合には両陣営関係者を含め6人が出席した。郭氏は国民党予備選での敗北後の出馬を強行するかどうか判断するとみられるが、両陣営は今後、2人がそろってメディアの前に姿を見せる機会を設けることも視野に入れている。
関係筋は「今回の密会では何も決まらず、選挙について詳細は話し合われなかった。簡単な意見交換で互いの信頼感を形成しようとしただけだ」と語った。
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