ニュース 社会 作成日:2019年8月8日_記事番号:T00085083
強烈な(非常に強い~猛烈な)勢力へと発達した台風9号(アジア名・レキマー)は、8日午後3時現在、台北市の東南東約420キロメートルの海上にあり、時速19キロで北西に進んでいる。上陸の可能性は下がったものの、8日夜にも北部が強風圏内に入る恐れがある。台北市、新北市、基隆市は、午後10時までに明日公共機関と学校を休みとする「停班停課」の措置を取るか判断すると説明した。自由時報電子版などが伝えた。
台風の本格的な接近は今年初となる(気象局ウェブサイトより)
台風は勢力を維持したまま、9日午前にも最接近する見通しだ。交通部中央気象局は▽台北市▽新北市▽基隆市▽宜蘭県▽花蓮県▽桃園市▽新竹県市──に陸上台風警報を発表した。▽新北市▽基隆市▽宜蘭県▽桃園市▽新竹県──の一部には豪雨警報を出し警戒を呼び掛けている。
台風9号の中心気圧は925ヘクトパスカル(hPa)。中心付近の最大風速は秒速51メートル、最大瞬間風速は63メートルで、強風域は中心から半径250キロで、暴風域は半径80キロ。
明日9日は北東部、西部、離島で豪雨を伴う大雨となり、その他の地域でも局地的に雨となる見通しだ。東部や東南部では、台風に伴うフェーン現象により気温が上昇する恐れがある。8日午前の地震で揺れの激しかった地域では、大雨による土砂災害に一層の警戒が必要だ。
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