ニュース 電子 作成日:2019年8月9日_記事番号:T00085087
市場調査会社、IDCの統計によると、第1四半期のスマートフォン組み立て台数で和碩聯合科技(ペガトロン)は5位圏外へと転落した。アップルのiPhone出荷台数が前年同期比30%以上減少したことが響いた。9日付工商時報が報じた。
ペガトロンは2015年以降3位、4位、5位と順位を下げ、昨年も5位だった。
IDCによると、世界の第1四半期スマホ出荷台数は、過剰在庫と春節(旧正月)連休が影響し、前期比10.2%減、前年同期比16.7%減だった。ただ、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は2月末より在庫を積み増していた。
このためiPhoneの他、ファーウェイ製品を組み立てている鴻海精密工業は2位を維持した。首位はサムスン電子で、3位はファーウェイ製品を組み立てるフレックスだった。4位は中国の維沃移動通信(vivo)、5位はOPPO広東移動通信だった。
一方、第2四半期は、アップルがiPhone XR(テン・アール)を値下げし米国市場シェアを回復しており、ペガトロンの順位が回復した可能性がある。またIDCは、第2四半期以降はスマホブランドの在庫調整が一段落し、スマホの出荷規模は前年同期水準に回復するとみている。
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