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台湾Uターン投資、新たに4社325億元【表】


ニュース その他分野 作成日:2019年8月9日_記事番号:T00085089

台湾Uターン投資、新たに4社325億元【表】

 経済部が主導する投資台湾事務所(インベスト台湾)は8日、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資を促進する「歓迎台商回台投資行動方案」で新たに4社、325億台湾元(約1,100億円)を承認した。就業機会1,800件を創出する見通しだ。9日付経済日報が報じた。

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 4社のうち、プリント基板(PCB)大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)は山鶯工場(桃園市亀山区)でのハイエンド2.5D(次元)基板の開発・量産と、桃園市楊梅区でのハイエンドフリップチップ(FC)基板工場の新設に265億元を投資する。同社は、新工場に8日着工し、第1期が早ければ2021年第2~3四半期に稼働すると説明した。

 この他は▽電子機器受託メーカーの佳世達科技(Qisda)による亀山工場(桃園市)でのスマート工場拡張、25億元▽受動部品メーカーの大毅科技(TA-Iテクノロジー)による蘆竹工場(桃園市)拡張、20億元▽ダイオード大手の台湾半導体(台湾セミコンダクター)による宜蘭工場拡張、15億元──。

 「歓迎台商回台投資行動方案」で承認を受けた企業は106社、累計認可額は5,370億元以上に達した。就業機会4万5,700件以上の創出が見込まれる。経済部によると、現在も40社余りが審査待ちをしている。