ニュース 電子 作成日:2019年8月9日_記事番号:T00085090
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の研究開発(R&D)処長を昨年6月で退任した楊光磊氏が、中国同業最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)の独立董事(社外取締役)に就任した。TSMCは8日、経営に影響はないとコメントした。9日付経済日報などが報じた。
楊氏は米カリフォルニア大学バークレー校で電気・コンピューター工学の博士号を取得、マサチューセッツ工科大学リンカーン研究所で研究員となった。その後、メモリー大手の華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)で研究開発副処長などを務めた。
TSMCには1998年4月に入社、研究開発処長などを歴任し、昨年6月に退社した。今年6月には、半導体用シリコンウエハー大手の環球晶円(グローバルウェーハズ、GWC)の独立董事に就任していた。
SMICは2016年、TSMCでR&D部門を率いた経歴を持つ蒋尚義氏を独立董事に迎えた。蒋氏は今年の任期満了をもって退任し、中国の新興半導体メーカー、武漢弘芯半導体(HSMC)の最高経営責任者(CEO)に就任した。
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