ニュース 電子 作成日:2019年8月9日_記事番号:T00085096
通信キャリア大手、台湾大哥大(台湾モバイル)は8日、第2類通信事業者の数位通国際網路(eASPNet台湾)と共同で、米ヴイエムウェアのサーバー仮想化技術を活用したパブリッククラウドサービス「運算雲プラス」の提供を開始した。年内に企業40社以上の採用を見込む。9日付経済日報などが報じた。
林総経理(中)は、企業のクラウドサービス利用は今後のトレンドとなり、特に安定性や互換性などが重視されると述べた(8日=中央社)
運算雲プラスは台湾大哥大がデータセンター、情報セキュリティーサービスなどを提供し、数位通国際網路がヴイエムウェアの技術サポートを行う。企業は導入によって、煩雑な設定をすることなく、ネットワークを通じてどこからでも社内リソースの取得が可能になる他、外部の人間が社内リソースにアクセスするリスクを減らすこともでき、コスト削減と情報セキュリティーの強化が期待できる。
台湾大哥大の林之晨総経理は、運算雲プラスは企業の多様なニーズに応えることが可能で、同社のクラウドサービスの対象を▽インターネット業▽ハイテク製造業▽小売業▽流通業──などに拡大できると説明した。
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