ニュース 建設 作成日:2019年8月9日_記事番号:T00085108
住宅専門誌『住展雑誌』が8日発表した7月の住宅景気指数「住展風向球」は37.3ポイントと前月比5.1ポイントの大幅な上昇を見せ、2014年4月以降で最高を記録した。住宅景気信号は5カ月連続で「黄青(後退注意)」となった。9日付工商時報が報じた。
住展風向球を構成する6項目のうち、▽完成済み物件販売▽前売り物件販売▽物件見学者数▽成約件数──の4項目で大幅に上昇した。広告量は下落、価格交渉は横ばいだった。
物件見学者数は、台北市、新北市、桃園市の指標的な物件では週100組を超え、その他多くの新築物件でも週50組以上を維持した。成約件数は週平均4.11件と、ここ数年で最高水準となった。
住展雑誌の何世昌企研室経理は、米中貿易戦争が激化し、アジアの株式市場で連日、株価の大幅な下落が伝えられる中、7月の住展風向球の急激な上昇は驚きだと指摘。前売り物件の販売好調と投資目的の住宅購入者が増えたことが主因で、一部の前売り物件では「爆発的」な盛況となり、関係者が疑問に感じるほどだと述べた。
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