ニュース 電子 作成日:2019年8月12日_記事番号:T00085117
鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)前董事長が個人で出資する堺ディスプレイプロダクト(SDP)傘下の超視堺国際科技(堺SIOインターナショナル広州)の第10.5世代パネル工場(中国・広州市)を巡って流れる売却説について、工場所在地の広州市増城区の共産党委員会宣伝部(党委宣伝部)と超視がそろって否定した。10日付工商時報が伝えた。
中国のニュースサイト、経済観察網は9日、党委宣伝部の話として、「インターネット上でのうわさを重く見ている。出資者がプロジェクトを売却するとは聞いていない上、出資者はそうした情報を発表していない。現在把握している状況によれば、プロジェクトは正常に推進されており、近く生産(量産)を開始することを目指している」とした。
同サイトはまた、「生産ラインは正常に稼働している」とする超視のコメントも伝えた。
第10.5世代パネル工場は投資額610億人民元(約9,120億円)で、7月末に試験生産を開始し、9月末の量産開始に向けて準備を進めていると報じられてきた。超視にはSDPが53.57%、広州広銀南粤智能科技産業投資パートナーシップ企業(有限パートナーシップ)が41.9%を出資しているとされる。
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