ニュース 電子 作成日:2019年8月12日_記事番号:T00085121
電子機器受託メーカー、佳世達科技(Qisda)は9日、システムソリューション企業、聚碩科技(サイセージ・テクノロジー)の増資引き受けなど投資案件2件を発表した。10日付経済日報が伝えた。
Qisdaはまず、サイセージが実施する増資に18億2,000万台湾元(約61億2,000万円)を投資し、同社の株式35%を取得する。資本提携は、サイセージが販売代理権を保有する40以上の情報技術(IT)ブランドとQisdaのハードウエア面での優位性を組み合わせたスマートソリューションを提供するのが狙いだ。
Qisdaはまた、監視カメラのODM(相手先ブランドによる設計・生産)メーカー、勝品電通(トップビュー・オプトロニクス)が実施する増資を引き受け、1億7,200万元を投資し、同社の株式20%を取得する。
Qisdaの陳其宏董事長は「さまざまな業種で企業はデジタル化の波に直面しており、顧客はハードウエアとソフトウエアの優れた統合サービスで、商品のレベルアップを図ることを必要としている」と指摘した。
陳董事長は先ごろ、現在20~30社のグループ企業の数を100社規模にまで増やす野心的な目標を明らかにしていた。
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