ニュース 石油・化学 作成日:2019年8月12日_記事番号:T00085128
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)と南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)は、中国の電気自動車(EV)向け需要の拡大を見込み、生産能力の増強を進めている。12日付工商時報が報じた。
台塑と三井化学の折半出資の合弁会社、台塑三井精密化学(FMAC、中国・浙江省寧波市)では、リチウムイオン電池向け電解液の第2期生産拡大工事が完了し、年産能力が5,000トンに拡大した。年内に第3期拡張工事も完了し、年産能力は2万トンへと4倍に増える見通しだ。EV、電動バス(EVバス)用電池メーカーが主な出荷先だ。
南亜プラは嘉義県新港郷の銅箔(どうはく)工場と中国・江蘇省南通市のビニールレザー工場の拡張工事が9月末までに完了する予定で、銅箔の年産能力は5万4,000トンへと3倍に、ビニールレザーは4,140万ヤードへと900万ヤード拡大する見通しだ。
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