ニュース 電子 作成日:2019年8月13日_記事番号:T00085156
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が12日発表した7月連結売上高は、前月比1.3%減、前年同月比14%増の847億5,800万台湾元(約2,840億円)で、今年2番目だった。証券会社などは、市場予測を下回り小幅な前月割れとなったが、スマートフォン新機種や第5世代移動通信(5G)インフラ向けなどが貢献し、同社の7ナノメートル製造プロセス製品の生産ラインは年内フル稼働が続くと指摘。需要期の8~9月売上高は月間1,000億元を超えると予測した。13日付工商時報などが報じた。
証券会社は、7ナノ製品は8月中旬から出荷が増加すると分析した。米アップルのプロセッサー「A13」の他、米中貿易戦争への対応で調達を前倒ししている中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)傘下の深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)向けが貢献する見通しだ。
TSMCの第3四半期売上高予測は、米ドルベースで前期比18%増の91億~92億米ドル、台湾元ベースで前期比17.1~18.3%増の2,821億~2,852億元で、四半期ベースで過去2番目となる見通しだ。
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