ニュース その他製造 作成日:2019年8月13日_記事番号:T00085164
製紙大手の中華紙漿(中華パルプ、CHP)は、7月からチェーン経営のファストフード店や商業施設などで使い捨てプラスチック製ストローの店内飲食向け提供が禁止されたのに伴い、同月の紙製ストロー用原紙の台湾市場向け出荷量が7,000万本相当に上った。第4四半期には月1億本相当以上に上る見通しだ。13日付工商時報が報じた。
陳瑞和副総経理は、コンビニエンスストア、飲料スタンド、コーヒーチェーンなども紙製ストローの導入を進めていると説明。今年通年の紙製ストロー用原紙の台湾市場向け出荷量は3億本相当、輸出向けも含めれば5億本相当に達すると予想した。
中華パルプの原紙を使用した紙製ストローは、春水堂などの喫茶チェーンや、義美食品(I-Meiフーズ)の店舗などに導入されているようだ。スターバックスも最近、紙製ストローの調達入札を実施し、中華パルプと提携する川下業者が応札したとされる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722