セブンイレブン、脱プラ製ストロー推進


2019年8月13日15:55  ニュース

セブンイレブン、脱プラ製ストロー推進

記事番号:T00085166

 コンビニエンスストア最大手、セブン-イレブンが、店舗で提供するストローを、全て紙製などに段階的に切り替える。7月から商業施設など一部で使い捨てプラスチック製ストローの使用が禁止されたことを受けての取り組みで、プラ製ストローの削減本数は年間5億5,000万本に上ると見込む。その他のコンビニ大手も追随の動きを見せている。13日付自由時報などが報じた。

/date/2019/08/13/00seven_2.jpgセブン-イレブンは、竹繊維ストローや植物繊維を使用した皿などを販売しており、使い捨てプラスチック規制の開始以降、販売量が倍増した(12日=中央社)

 セブン-イレブンは、14日から台北市の800店舗で、9月11日から台湾全土5,500店舗で使い捨てプラ製ストローの提供を取りやめる。紙製や、微生物の働きなどで分解される生分解性素材のストローに切り替え、自主的な提供は行わない。また、冷たい入れたて飲料を飲み口付きのふたで提供する。

 台湾では7月から、▽公共部門▽学校▽百貨店・ショッピングセンター(SC)▽チェーン経営のファストフード店──で、店内飲食時の使い捨てプラ製ストローの提供が禁止された。

 セブン-イレブンを展開する統一超商(プレジデント・チェーンストア)は、同じ統一企業(ユニプレジデント)傘下の百貨店・SCの▽統一時代百貨(ユニスタイル)▽統一夢時代購物中心(ドリームモール)──や、飲食店の▽スターバックス▽ミスタードーナツ▽コールド・ストーン・クリーマリー▽聖娜(Semeur)▽21世紀風味館──でも、ストローの不提供や材料切り替え、飲み口付きのふたへの変更を進めていると説明。消費者の習慣を徐々に変えることで、使い捨てプラスチックの削減目標を達成できると強調した。

ファミマ、プラ製包材削減へ

 全家便利商店(台湾ファミリーマート)は8月から、一部の店舗で試験的に入れたてコーヒーブランド「レッツカフェ」のアイス飲料を、飲み口付きのふたで提供している。9月中旬には全土3,400店舗で導入する予定だ。

 さらに、鮮食(調理済み食品)の包材のプラスチック使用量を削減する計画で、「涼麺」(冷やし麺)のふたで年6.4トン、サンドイッチの袋は6.8トンの削減を見込む。

 OK超商(OKマート)は、使い捨てプラ製ストローの使用が禁止された商業施設などにある店舗で、既に生分解性素材のストローに切り替え、自主的な提供を取りやめた。

規制対象拡大も

 行政院環境保護署(環保署)廃棄物管理処(廃管処)は、使い捨てプラ製ストロー規制の開始以降、同規制に関する検査を3,400の業者に行い、違反はわずか8件だったと指摘した。頼瑩瑩処長は、規制対象外の業者も自主的に提供を取りやめるなどしており、今後は規制対象の拡大も視野に入れると説明した。