ニュース 商業・サービス 作成日:2019年8月13日_記事番号:T00085168
中国当局が今月1日から中国人の台湾への個人旅行に対し、渡航に必要な許可発給を停止したことで、▽台北市▽高雄市▽花蓮県──の宿泊業者が最も影響を受ける見通しだ。13日付蘋果日報が報じた。
交通部観光局の統計によると、上半期に台湾の観光ホテルに宿泊した中国人客は延べ92万7,000人で、全体の18%を占めた。県市別では▽台北市、延べ46万5,000人▽高雄市、延べ17万人▽花蓮県、延べ5万1,000人──の順に多かった。
中国人客の割合が41%に上る台北市中山区の円山大飯店(グランドホテル)は、日本人、韓国人向けのプロモーションを強化した結果、現在は日本人客の割合が40%に高まったと説明した。
花蓮市の美侖大飯店(パークビュー・ホテルズ&リゾーツ)は、中国人客の割合は約2割で、必ず影響があると懸念を示した。
各県市政府は対策を進めている。台北市政府は、同市を訪れる中国人は8月から年末にかけて月10万人、計50万人減少すると予想しており、海外からの観光客を誘致するためにパッケージツアーを企画する方針だ。
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