ニュース 運輸 作成日:2019年8月13日_記事番号:T00085170
中堅航空会社、遠東航空(ファーイースタン航空)の張綱維董事長は12日、台湾域内線に既に6機導入している旅客機「ATR72-600」について、半年以内に3機を追加し、その後も3~6機を導入予定と明らかにした。ATR機は12~15機体制となる。老朽化が進むマクドネル・ダグラス(MD)製4機の退役は、年内に前倒しする。13日付工商時報が報じた。
機体老朽化などを背景に6月に突然運休する混乱をもたらした同社。機体と制服の一新で新たなスタートを切る(12日=中央社)
遠東航空のMD機4機のうち、28年間にわたり使用された機体記号「B28007」の旅客機は同日、予定より5カ月早く退役した。26~27年間使用されている残りの3機も、11~12月に前倒しで退役する予定だ。
一方、国際線について張董事長は、米ボーイングの小型ジェット旅客機「737マックス」の導入を予定していたが、同型機の安全性に疑念が浮上していることから、今後1年をかけて再検討した上で決定すると語った。
なお、同社は同日、客室乗務員と地上職員の新しい制服を発表した。宇宙飛行士をテーマに、近未来感あふれるイメージと動きやすさを兼ね備えたデザインとなった。
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