ニュース 政治 作成日:2019年8月13日_記事番号:T00085175
ヒマワリ学生運動をきっかけとして、2015年に結成され、若者を中心に支持を集めてきた第2野党、時代力量の邱顕智主席が12日、辞意を表明した。13日付中国時報が伝えた。
時代力量決策委員の徐永明立法委員(右)は13日、邱氏を全力で慰留したいと語った(13日=中央社)
邱主席は「一連の騒動で党がほこりにまみれたことに政治的責任を負う」と辞任理由を説明した。
時代力量は結党メンバーの林昶佐(フレディ・リム)氏の離党、アミ族出身の元テレビキャスター、カウロ・イユン・パチダル(高潞・以用・巴魕剌)氏に対する除名処分などで揺れており、組織崩壊の危機に直面していた。この他、柯文哲台北市長率いる台湾民衆党の結党で、時代力量は党勢の衰えが懸念されている状況だ。
邱主席の辞意表明に対し、党の意思決定機関、決策委員会のメンバーは連名で、「戦隊はまだ存在している。船長が仲間を捨てるべきではない」との慰留声明を出した。
時代力量は13日にも決策委会合を開き、後任の主席を選出するかどうかなどを協議する。
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