ニュース 政治 作成日:2019年8月13日_記事番号:T00085176
蘋果日報が実施している総統選情勢の世論調査で、国民党の韓国瑜高雄市長の支持率低下が止まらない。
13日付同紙に掲載された最新の世論調査によると、韓氏の支持率は民進党の蔡英文総統との一騎打ちのシナリオで35.4%となり、5週連続で低下。蔡氏の38.2%に2.8ポイント差を付けられた。
また、柯文哲台北市長(台湾民衆党)が出馬した場合で見ると、蔡氏29.5%、韓氏29%、柯氏21.5%で、蔡氏が首位となった。先々週、蔡氏を6.1ポイント差でリードしていただけに、支持の陰りが際立っている。
この他、柯氏と郭台銘(テリー・ゴウ)鴻海精密工業前董事長が連携した場合、柯氏が総統候補となるシナリオでは、柯氏29.7%、蔡氏25.8%、韓氏25.7%。郭氏が総統候補となるシナリオでは、3人がほぼ互角だった。
世論調査を実施した典通は、「韓氏は国民党予備選で勝利した時点から支持率が続落し、蔡氏に逆転されたデッドクロス以降、徐々に差が広がっている」とし、その原因として、国民党が郭氏支持層を取り込めずにいることを挙げた。国民党内では、2016年の総統選で当初候補に決まった洪秀柱氏がすげ替えられた事態の再現を懸念する声も出始めた。
韓氏(前左)は先週の台風9号(アジア名・レキマー)後の大雨で高雄市内が冠水被害を受けたにもかかわらず、選挙活動を行っており、これ対する不満が世論調査に表れたとの指摘もある(13日=中央社)
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