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台湾セメント、リチウム電池のリソース統合


ニュース その他製造 作成日:2019年8月14日_記事番号:T00085194

台湾セメント、リチウム電池のリソース統合

 台湾水泥(台湾セメント、TCC)は13日、同社傘下、国際中橡投資(CSRC)子会社のリチウムイオン電池メーカー、能元科技(E-One Moli Energy)を、株式交換により台湾セメント子会社の台泥循環能源科技の100%子会社とすると発表した。基準日は10月8日の予定。グループのリチウムイオン電池事業の発展に向けてリソース統合を図った。14日付経済日報が報じた。

 能元科技はリチウムイオン電池の製造、台泥循環能源科技は電子部品や電池の製造を主要業務としており、今回の株式交換により事業展開と戦略に柔軟性がもたらされる。

 現在、CSRCは能元科技の株式55%を保有している。今後、台泥循環能源科技が行う10億5,000万台湾元(約36億円)の現金増資に、約7億元を出資して引き続き能元科技の経営権を維持する。