ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ジャイアント、Q2は51%増益【図】


ニュース その他製造 作成日:2019年8月14日_記事番号:T00085198

ジャイアント、Q2は51%増益【図】

 自転車製造世界最大手の巨大機械工業(ジャイアント・マニュファクチャリング)が13日発表した第2四半期純利益は10億3,800万台湾元(約35億3,000万円)で前期比51.9%増、前年同期比26.9%増だった。欧州などでの電動アシスト自転車の販売好調と台湾元安が要因だ。14日付経済日報などが報じた。

/date/2019/08/14/082_2.jpg

 第2四半期連結売上高は160億1,900万元で前年同期比5.4%増、粗利益率は21.21%に上昇した。上半期連結売上高は307億1,400万元で前年同期比5.3%増、純利益は17億2,000万元で60.1%増となった。

 上半期の電動アシスト自転車出荷台数は29万台で、売上高全体の28%を占めた。欧州での自社ブランドの電動アシスト自転車販売額は前年同期比40%以上増えた。米国、中国でも販売好調を維持しており、通年では電動アシスト自転車の出荷台数60万台を目指す。自社ブランド構成比は25%と、前年の19%より拡大する見通しだ。

 ジャイアントは、7月に発表した高性能自転車部品ブランド「CADEX」から、当初はカーボン製ホイール、タイヤ、サドルなどを発売すると説明した。電動アシスト自転車とともに、「CADEX」が今後の成長エンジンとなる見通しだ。