ニュース 運輸 作成日:2019年8月14日_記事番号:T00085202
長栄海運(エバーグリーン・マリン)は13日、子会社2社が2万3,000TEU(20フィートコンテナ換算)級の超大型コンテナ船を最大11隻、新造またはリースにより導入すると発表した。同グループにとって最大クラスの船種となる。取引額は17億5,900万米ドルを見込む。国際海運市場の需要を好感し輸送能力向上を図るとともに、老朽船舶の更新を進める。14日付経済日報が報じた。
内訳は、青標海運が新造で5~6隻導入、長栄香港がリースで4~5隻導入。2社の董事会で承認済みだが、契約は未締結。業界関係者は、超大型コンテナ船の導入で輸送力が大幅に増強され、アライアンスメンバーとの協力と合わせ、欧亜航路の拡大に資すると指摘した。
長栄海運グループの輸送能力は7月末時点で127万7,100TEUと、世界7位。長栄海運は7月の業績説明会で、2022年の輸送能力は166万TEUに達すると説明していた。オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)ホールディングス、ハパックロイドを超え、世界5位に復帰する見通しだ。なお、世界最大手はA.P.モラー・マースクの415万TEUだ。
長栄海運の1~7月連結売上高は1,096億3,000万台湾元(約3,730億円)で、前年同期比21.62%増だった。ただ、燃料コスト上昇のため上半期純利益は2億400万元にとどまった。
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