ニュース 社会 作成日:2019年8月14日_記事番号:T00085205
中南部を襲った12日深夜からの豪雨で、台南市では道路の冠水が91カ所、高雄市では33カ所以上発生し、水深は15~80センチメートルに上った。高雄市ではバイクで出勤途中の女性(36)が冠水した道路で水路に転落し、死亡した。交通部中央気象局は、16日まで一時的に強い雨が降る可能性があると注意を呼び掛けた。14日付自由時報が報じた。
陳其邁行政院副院長(左2)らは13日、豪雨に見舞われた台南市や高雄市を視察し、排水工事の4年計画を加速するよう指示した(13日=中央社)
13日午前0時~午後11時の降水量は▽台南市仁徳区、314ミリメートル▽台南市帰仁区、309.5ミリ▽高雄市茄萣区、225.5ミリ──などで、未明には毎時55~93ミリを観測した。台湾の排水機能は大部分が毎時40~50ミリ(台北市のみ毎時78ミリ)の雨を基準に設計されている。市内の公共機関・学校を休みにする「停班停課」の措置を取る基準は1日の降水量350ミリ。
台南市の黄偉哲市長(民進党)は13日午前6時すぎに急きょ停班停課を発表したが、高雄市の韓国瑜市長(国民党)は午前8時に会議を開き、雨量が「停班停課」の基準に達していないため通常通りと決定した。このため、民進党の市議会議員やインターネットユーザーから「遅過ぎる」「市長はいないのか」などと批判の声が上がった。
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