ニュース 電子 作成日:2019年8月15日_記事番号:T00085214
中国ファウンドリー最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)は、今年末に14ナノメートル製造プロセス製品の量産に入り、来年には受注能力で、16ナノを量産している台湾積体電路製造(TSMC)の南京工場に挑戦できるとの認識を示した。15日付電子時報が報じた。
ただ、SMICは今年第2四半期時点で、150/180ナノが売上高構成比で約4割を占める主力製品で、最先端の28ナノは3.8%にすぎないことから、14ナノの成熟には当分時間がかかり、2020年末段階ではTSMCにとって受注が奪われる状況には至らないと業界関係者はみている。
SMICは17年、TSMCの元研究開発(R&D)部門責任者、梁孟松氏を聯合首席執行官(Co-CEO)兼執行董事に迎え、製造プロセスの微細化に注力している。14ナノは昨年、立体構造トランジスタ(FinFET)プロセスの研究開発を終え、現在はリスク生産段階だ。
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