ニュース 電子 作成日:2019年8月15日_記事番号:T00085223
サムスン電子が次世代素材「グラフェン」を使用したモバイルバッテリーを搭載したスマートフォンを来年にも発表するとの情報が流れており、台湾の関連メーカーにも恩恵が予想される。15日付経済日報が伝えた。
台湾では久元電子(ヤングテック・エレクトロニクス、YTEC)の子会社、久宏鑫科技が海外からグラフェンの化学気相成長法(CVD法)技術を導入し、研究開発(R&D)を手掛けている。既に30インチグラフェン膜の生産に成功した。
この他、中鋼碳素化学(CSCC、中碳)や三晃(SUNKO)などもグラフェンの研究に参入したが、これまでに具体的な研究成果は上がっておらず、業績に貢献するまでには時間を要する見通しだ。
スマホのバッテリーはリチウムイオン電池が主体だが、次世代のグラフェンバッテリーでは充電時間を5分の1に短縮することが可能になる。
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